fc2ブログ

初歩から学ぶ英語会話

http://www.m-and-h.com/のブログとポッドキャスト記事:学びながら英語のコミュニケーション能力とは何か考えていきます

MIKE'S PODCAST 11:窓を開けてちょうだい!

Short Dialog_Mike

Mikeより:ママにニッコリされると「イヤだ」なんて言えない。また、にらんで言われると、なおさら言えない。だけど、怒って言われると、言い返したいときもある。

映像・音声を使って、この会話を練習する MIKE'S PODCAST 11
                    iTunes Store の MIKE'SPODCAST

ポイント:
*動詞の原形で始める命令文だからといって、必ずしも命令しているとは限らない。
*命令文を使って目の前にいる人に「~して(ください)」と依頼することは多い。
*依頼されて、受けるときには “Okay.”「はい(わかりました)」 “All right.”「はい(わかりました)」 “I will.”「そうします」などの表現を使って返事をする。

・Open the window. 「(その)窓、開けてちょうだい」
この命令文は、目の前にいるマイクにママがお願いするのに使っているもの。

どの窓を指すのかマイクにもママにも、わかっているので “window” という名詞の前に定冠詞の “the” がついている。このように「これを指している」と話し手にも聞き手にも特定できる名詞の前には定冠詞の “the” をつけるのが基本。状況から特定できる名詞の前につける、この定冠詞の “the” は日本語に訳さないことが多い。

・tidy up 「片づける」「整頓する」

・Tidy up the table. 「(その)テーブル、片づけてちょうだい」
この命令文もママがマイクにお願いするのに使っているもの。

・Okay. / All right. 「はい」「わかったよ」
依頼を受けるときの返事としてよく使う表現

・wash 「洗う」

・your 「あなたの」「君の」
人称代名詞 “you” の 所有格

・hand 「手」
複数形は “hands”
数えられる名詞が2つ以上あることを表す形を複数形と呼ぶ。

・before snacks 「おやつの前に」

・Wash your hands before snacks. 「おやつの前に手を洗いなさい」
人称代名詞は特に強調しない限り、文中では弱形という弱い音で軽く発音するのが基本。弱形について詳しくは、このあとのセクション  “M & H より” に説明があるので、そちらを参照のこと。

この文の中の “your” も 弱形で軽く発音する。日本語の「ヤ」の音を軽く言う感じで、「ユア」と言うと強すぎて強形に聞こえてしまうので、そうならないように注意!
弱形の “your” は日本語に訳さないことが多い。

・Why? 「どうしてさ」「何だって、そんなこと言われなきゃいけないんだよ」
このエピソードのように “Why?” と強い調子で言うのは、相手の言ったことが気に食わずに言い返すとき。

穏やかな調子で “Why?” 「なぜ」と尋ねるのは、相手が言ったことについて、その理由を問うとき。それよりもっと丁重に理由を尋ねたい場合は、 “Why is that?” 「なぜ、そうおっしゃるんですか」という表現を使う。
 

M & H より:
何か頼まれて、 “Okay.” 「はい、わかりました」といつも快く返事ができるとはかぎりません。快く返事ができないときというのは、どういう場面が考えられるでしょうか? また、その場面であなたなら何と返事をするでしょうか? 考えて英語で言ってみましょう。

命令文を使うのは、命令口調で命令する場合だけではありません。「~してちょうだい」と目の前の人に依頼したり、「~すれば」とアドバイスしたりするような場合にも命令文をよく使います。

【人称代名詞の所有格】
“your”「あなたの」 以外のものも、まとめて覚えておきましょう!
(例1)my hands「私の手」
(例2)your hands「あなたの手」
(例3)his hands「彼の手」
(例4)her hands「彼女の手」
(例5)our hands「私たちの手」
(例6)your hands「あなたたちの手」
(例7)their hands「彼らの手」

【弱形】
話すときのルールには文法だけではなく、音声に関するものもあります。この音声のルールの中から人称代名詞の弱形の発音方法を少しずつ学んでいくことにします。

名詞、動詞、形容詞、副詞の大部分は、それぞれの単語の意味がはっきりしていますが、これらの語は内容語と呼ばれます。

内容語に対して、代名詞、be動詞、助動詞、前置詞、冠詞、接続詞、関係詞などの機能語と呼ばれるグループがあります。機能語は単語そのものの意味が曖昧で、文や句の中で使われて初めて意味を成します。また、機能語の多くは強形 (strong form) と弱形 (weak form) という2通りの発音を持っていて、さっと通り過ぎるような弱い音は弱形と呼ばれています。機能語は強調するときや特別な場合を除くと文中では弱形で発音するのが基本です。たいした意味を持っていない言葉なので、弱い音で発音するのです。

英語を話すときに日本語の癖が出てしまうと、弱形をどうしても強く発音してしまいがちです。そうするとネイティブ・スピーカーにとっては聞き慣れないリズムの英語になり、意味を誤解されることがあります。ですから、弱形の音を弱くするように意識して練習しましょう。

人称代名詞の所有格 “your” の 強形 your strong と 弱形 your weak

(例文1)Your house is gorgeous! 「あなたの家って立派ね!」
(例文2)I like your house. 「私はあなたの家が好き」
特に強調しない限り、文中の “your” は 前の単語 “like” に続けて like your と弱く発音するようにしましょう!

Mikeを応援してくださる方はポチッ、ポチッとお願いします! 
  ↓        ↓
decobanner_mike.gifにほんブログ村 英語ブログ 英語表現・口語表現へ

コメント

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://mandh2.blog13.fc2.com/tb.php/28-b08f89f5