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初歩から学ぶ英語会話

http://www.m-and-h.com/のブログとポッドキャスト記事:学びながら英語のコミュニケーション能力とは何か考えていきます

Episode 26: Chatting with a Friend (2)

タケシの留学

状況:タケシとリサがテレビを見ていると、大統領選のニュースが流れる。そこで、ふたりは政治について話し始める。

映像・音声を使って、この会話を練習する → Episode 26
                    → iTunes Store の TAKESHI'S PODCAST

ポイント:
*相づち
1. Really ()? 「ホントに?」「うっそー」
2. Really (). 「そうなんだ」「へぇ〜」(時として、相手を馬鹿にしているようにも聞こえる)
3. Is that so ()? 「ホントに?」「うっそー」
*相手の言葉の意味を尋ねる表現 “What do you mean?” 「どういうこと?」
*良識判断を示す助動詞 "should" 「〜する方がよい」「当然〜すべき」

語句とルールの説明:
・presidential race 「大統領選」

・heat up 「白熱する」「暖まる」
エピソードの中で、タケシは “heat up” を自動詞(目的語をとらない動詞)として使っている。

自動詞 “heat up” を使った例文:
(例文1)As the gas heats up, it expands. 「ガスは暖まるにつれ膨張する」

(例文2)The competition is heating up. 「競争は激化している」

(例文3)Used for a long hours, the machine heated up. 「長時間使われて、その機械は熱を持った」

“heat up” は他動詞(目的語をとる動詞)としても使うことができて「加熱する」とか「激化させる」という意味になる。
(例文4)I heated up some soup in the microwave. 「私は電子レンジでスープを温めた」

(例文5)Some studies heated up the debate over the use of sunscreen. 「研究事例によって日焼け止めの使用に関する論議が高まった。

(例文6)Bob heated up a little oil in the frying pan. 「ボブはフライパンに少量の油を入れて熱した」

・the Democratic Party 「民主党」

・Super Tuesday 「スーパー・チューズデイ」

・By the way, ... 「ところで、……」
話題を転換するときに、文頭において使う言葉

・support 「支持する」
(例文)I support the abolition of the death penalty. 「私は死刑の廃止を支持します」

・specific one「特定のもの」
このエピソードの中の代名詞 “one” は、話題にのぼっている “party” 「政党」を 指すので、この “specific one” は「特定の政党」という意味になる。

・figure out 「(答えなどを)見つけ出す」「(原因などを)解明する」「(問題などの解決法が)わかる」
(例文1)I can’t figure out how to do it. 「それをどうすればいいのかわからない」

(例文2)Just figure it out yourself. 「それは自分で解決しなさい」

・..., and I can’t figure out which party to support. 「だから、どの党を支持したらいいのか、わからない」

・Is that so ()? 「ホントに?」「うっそー」
相づちの一種

・To be honest, ... 「正直に言うと」

・not ... at all 「全く…ない」「全然…ない」
(例文1)I don’t like his attitude at all. 「私は彼の態度が全く気に入らない」

(例文2)The changes were not surprising at all. 「そうした変化は全く驚くべきことではなかった」

(例文3)I’m not drunk at all. 「私は全然酔ってはいない」

・hardly ever ... 「ほとんど…ない」「めったに…ない」
(例文1)We hardly ever go out. 「私たちはめったに外出しません」

(例文2)Susie’s hardly ever home. 「スージーはほとんど家にいません」

(例文3)Hardly anything ever happens in this town. 「この町では、ほとんど何も起こりません」

・go vote 「投票に行く」
話すときによく使う “go + 原形動詞” 「〜して来る」「〜しに行く」のパターン
“go to vote” とか “go and vote” と言うことがあるが、意味は同じ。

・What a shame! 「それはあんまりでしょ!」「何てことを!」「それは残念」
“shame” には「恥」という意味があるが、それ以外に「残念なこと」「困ったこと」「ひどいこと」などの意味もあり、“What a shame!” と言うときの “shame” は後者の意味で使っている。

・You should vote, Takeshi. 「投票はしなきゃ」「投票はするものよ」
良識的判断を示す助動詞 “should” を使った文

・right 「権利」

・..., you know. / You know, ... 「…でしょ」「あのね…」
文の後ろにつけ加えて「…でしょ」と念押ししたり、文頭において「あのね…」と話を切り出すときに使ったりする。大した意味を持っているわけではないので日本語に訳さなないことが多いが、英語を話すときに話のところどころに差し挟むと会話をスムーズに運ぶことができる。だからと言って、あまり頻繁に使うと、妙に馴れ馴れしくなって印象を悪くするので注意すること。

・Things are different than ~ . 「状況が〜とは違う」「事情が〜とは異なる」
「状況」や「事情」という意味のときには “things” と複数形を使う。

学校で “be different from ~ ” 「〜と異なっている」と習った覚えがある連語であるが、最近のアメリカ人は大部分の人が “be different than ~ “ を使う。どちらを使っても誤りということではないが、多くの人が使う言葉を使う方が自然に聞こえるので、覚えておこう!

・Prime Minister 「首相」

・What do you mean? 「どういうこと?」「意味を教えてください」
相手の言葉の意味を尋ねる表現
この表現を使って相手の意見や主張が、どういうことなのかを確認しよう!

ただし、それぞれの単語に強勢をおき “What・do・you・mean?” とゆっくり言うのは「何、言いたいわけ?」と怒って相手に歯向かっていくときの表現。さらに “What do you mean, ...?” の “...” に相手の言ったセリフをそのまま繰り返して言うと「......とは、どういう ことだよっ」と相手の言ったことが気に入らないと怒っていることになる。
(例文) What do you mean, you don’t want to wait?「待ちたくないって、どういうことだよっ!」

・leading party 「与党」

・designate 「(特別な職務、任務、目的などに)指名する」
(例文)She’s been designated to take over the position of treasurer. 「彼女は経理の役を引き継ぐよう指名された」

・the Diet 「国会」

・practically 「……も同然だ」「実質的には……」

・Really ()? 「ホントに?」「うっそー」
相づちの一種


M & H より:
アメリカでは、学生であれ、社会人であれ、知人同士で政治の話をすることがあります。特に大統領選や大統領就任式などは大多数の国民の関心事なので、その前後には、そういった話題が多くなります。

アメリカ大統領が国民による選挙で選ばれるのはおなじみですが、大統領選に出馬する候補者を各党ひとりにしぼる予備選のやり方が州によって大きく異なることは、日本ではあまり知られていないようです。

党大会に出席して、党からひとり出馬する大統領候補者を選ぶ人、すなわち代議員を選ぶのが予備選ですが、その代議員をそれぞれの党の幹部が集まって決めてしまう州もあれば、選挙で選ぶ州もあります。また選挙で選ぶ州の中にも、党員だけが選挙に参加できる州もあれば、だれでも参加できて、たとえば民主党員が共和党の代議員を選ぶ選挙に投票権を持つ州などもあります。州によって、こんなに違っていいのかと思うほどですが、そこが実にアメリカらしいと言えるのかもしれません。この予備選の日も州により異なりますが、南部を中心に多くの州で行われる日は、スーパー・チューズデーと呼ばれています。


今回のポッドキャストは、動画入り電子書籍「タケシの留学」Part 6 から Episode 26 の冒頭部分のみをお届けさせていただきました。

動画入り電子書籍「タケシの留学」Part 6 の中から、他に2つのエピソードを公開しております。よろしければ、そちらもご覧下さい。
Episode 27: Chatting with a Friend (3)
Episode 28: Chatting with a Friend (4)

「タケシの留学」 Part 6 iBooks対応版は、DL-Market で epubファイルの販売をしております。また、Studybook対応版は、アプリ内のライブラリで販売いたしておりますので、もしもお買い求めの際は、代金を iTunes Store へお支払いいただくことになります。

Studybook対応版は、アプリ内のライブラリで、このアイコンをお探しください。
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