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初歩から学ぶ英語会話

http://www.m-and-h.com/のブログとポッドキャスト記事:学びながら英語のコミュニケーション能力とは何か考えていきます

Episode 42: Making a Restaurant Reservation

タケシの留学

状況:ステラと食事をすることになったタケシは、レストランの予約を取るために、ミラーズという店に電話する。

映像・音声を使って、この会話を練習する → TAKESHI'S PODCAST 42
                    → iTunes Store の TAKESHI'S PODCAST

ポイント:
*自分の希望を伝える丁寧な表現 "I'd like to ... " 「…したいのですが」の パターン
*"have + 名詞 + available" 「(名詞)を用意してある」「利用できる(名詞)がある」の パターン
*注文するときの "Make it ~ ." 「〜にしてください」の パターン
*スペルの伝え方の例 "It’s I-T-O. I as in Italy, T as in Tokyo, and O as in Oakland.”「アイ・ティー・オーです。イタリアの I、東京の T、オークランドの O」

語句とルールの説明:
・Miller’s. May I help you? 「こちらはミラーズです。ご用件を伺いましょうか?」
電話で名乗るときは "This is ... " と始めるのが基本だが、会社や店の人が電話に出るときには、たいてい "This is" を省略して、会社や店の名前を名乗ったあとに、"May I help you?" と続ける。

・make a reservation 「予約する」「予約を入れる」
"reservation" は、座席や部屋などの「予約」を意味する。医者や美容院などの「予約」には "appointment" を使う。

・Yes, I’d like to make a reservation for Friday evening. 「ええ、金曜の夕方に予約を入れたいのですが…」
自分の希望を伝える丁寧な表現 "I'd like to ... " 「…したいのですが」の パターン

このエピソードの中のタケシは "Yes, I’d like to make a reservation for Friday evening ([emoji:i-59)]." と上昇調で言っている。このセリフは疑問文ではないので、下降調で言ってもかまわないが、上昇調で言うと言外に「予約できるでしょうか?」とか「ご都合、いかがでしょうか?」のような言葉を期待させるので、下降調で言うよりもやわらかい感じに聞こえる。

下降調で言うのは言い切ってしまうときで、上記のタケシのセリフを下降調で言うと「ええ、金曜の夕方に予約を入れたいと思います」というようなニュアンスになる。

・What time and for how many? 「何時に、何名様で?」
レストランを予約する際には必ず聞かれる質問なので、エピソード中のタケシの応答 “About 6:30 for two.” のように予約を希望する時刻と人数を簡潔に伝えよう。

・I’m sorry, but we don’t have any tables available at 6:30. 「申し訳ございませんが、6時30分には席をご用意できません」「申し訳ございませんが、6時30分は満席でございます」
"have + 名詞 + available" 「(名詞)を用意してある」「利用できる(名詞)がある」の パターンを否定文にして使った表現

日本語の場合はレストランの「席」を用意すると言うが、英語では "seat" ではなく "table" なので、覚えておこう! 飛行機の席や観客席などには英語でも "seat" という単語を使い、日本語と同じ感覚なので覚えやすい。

"have + 名詞 + available" の パターンを使った例文:
(例文1)We still have many seats available for 2012 football season. 「2012年フットボールシーズン用のお席を現在も多数ご用意しております」

(例文2)I'm interested in a studio apartment. Do you have any available? 「ワンルームの賃貸を探しているのですが、ありますか?」

(例文3)Do you have a smoking room available for today and tomorrow? 「今日と明日(宿泊したいのですが)、喫煙室の空きがありますか?」

・Sounds okay. 「それで結構だと思います」
“(That) sounds + 形容詞” 「~そう」「〜に聞こえる」の パターン
主語は、ひとつ手前の状況やセリフを指す “That” であるが、省略されることが多い。

・Then make it 8:00. 「では、8時にしてください」
注文するときの "Make it ~ ." 「〜にしてください」の パターン
"it" は、このエピソードでは予約の時刻を指している。このように、このパターンの "it" は、話の前後関係や状況から何を指しているのか、容易に判断できるものを指す。

"Make it + 名詞" と "Make it + 形容詞" の パターンがある。
"Make it ~ ." の パターンを使って注文するときの例文:
(例文1)Make it two. 「ふたつにしてください」「同じ物をふたつください」
 たとえば、アイスクリームの店で、友だちが "I'll have a double scoop of mint chocolate chip on a waffle cone, please.“ と 注文した直後に "Make it two." と言うと、友だちと全く同じ物を注文することになる。

(例文2)Make it sweet. / Make it dry. 「甘口にしてください」・「辛口にしてください」(ワインやカクテルなどの注文のとき)

(例文3)Can you make it a little cheaper? 「もう少し安くしてもらえませんか?」(フリーマーケットなどで値切るとき)

(例文4)Can you make it shorter? 「もっと短くしてもらえますか?」

・May I have your name, please? 「お名前を頂戴してもよろしいでしょうか?」
改まって許可を求めるときの "May I ... ?" 「…してもよろしいでしょうか?」の パターン

・Could you spell it for me, please? 「つづりを教えてくださいませんか?」「スペルを言ってくださいませんか?」

・Yes, it's I-T-O. I as in Italy, T as in Tokyo, and O as in Oakland. 「ええ、アイ・ティー・オーです。イタリアの I、東京の T、オークランドの O」
電話では聞き取りにくいことがあるので、誰もが知っている単語の頭文字を利用して、スペルを確実に伝えることが多い。

・Bye. 「失礼します」
電話を切るときの最後の言葉。

別れ際や電話を切るときに使う言葉については「タケシの留学」Episode 25: Calling a Friend の下の方、M & H より のセクションにもあるので、そちらを参照のこと。


M & H より:
"Make it ~ ." 「〜にしてください」の パターン は、店などで注文するときによく使うので、このエピソードでは「注文するときの表現」としてまとめて扱いましたが、実際は、他にも様々な場面で使うことができます。下記の例文も参考にして、 "Make it ~ ." のパターンを自分の表現として使えるように練習してください
(例文1)Kiss it and make it well! 「痛いの痛いの飛んで行け〜!」(子どもの痛みや傷を癒すときのおまじない)

(例文2)Why don't we make it around five? 「5時頃にしたら、どうでしょう?」(集合時間を話し合っているときなどの提案)

(例文3)I'll make it quick. / I'll make it snappy.「手短かに言いましょう」「さっさとやっちゃいます」

(例文4)Saying it doesn't make it true. 「言っているからといって、それを本当にできるわけではない」「口では何とでも言える」

(例文5)Falling profits made it necessary to restructure the business. 「利益が落ち込んだために事業のリストラが必要になった」(この文の "it" は "to restructure the business" の代わりに置いてある形式目的語)



今回のポッドキャストは、動画入り電子書籍「タケシの留学」Part 9 に入れる予定の Episode 42 をお届けしました。


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