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初歩から学ぶ英語会話

http://www.m-and-h.com/のブログとポッドキャスト記事:学びながら英語のコミュニケーション能力とは何か考えていきます

MIKE'S PODCAST 130(最終回): きっと、おもしろかったんでしょうね

Short Dialog_Mike

Mikeより:初めてのナイター。あんなに楽しみにしてたのに、あまり楽しくなかった。

映像・音声を使って、この会話を練習する MIKE'S PODCAST 130 へ
                    iTunes Store の MIKE'S PODCAST

ポイント:
*「きっと~だったに違いない」「さぞ~だったでしょう」と 過去の出来事について確信を持って推定する "must have + 過去分詞" の パターン
*不規則(変化)動詞 "fall" 〈原形〉fall 〈過去形〉fell 〈過去分詞〉fallen
*過去のある時点に進行中の動作を表す過去進行形 "was ~ing" もしくは "were ~ing" の パターン

・fun 「楽しみ」「喜び」
数えられない名詞
まれに形容詞として扱い、 "very fun" のように使う人もいる。

"fun" を使った表現例:
(例文1)Have fun! 「楽しんでね!」

(例文2)Swimming is a lot of fun. 「水泳はとても楽しい」

(例文3)That's no fun at all. 「全然つまんない」

(例文4)Did you have fun at the party? 「あのパーティ、楽しかった?」

(例文5)We just play poker for fun, not for money. 「私たちはポーカーゲームを楽しむためにやっているだけで、お金のためではない」(お金を掛けてはいない)

・It must have been fun. 「きっとおもしろかったでしょうね」「さぞ、おもしろかったでしょう」
過去の出来事について確信を持って推定する "must have + 過去分詞" の パターン
このエピソードでは、マイクが初めて観戦したナイターについて、ルーシーが推定して、このパターンを使って このように言っている。

エピソードの中の "must have been" は、一気にさっと must have been と発音されているが、通常、このようにリンクした弱い音で発音される。

"must have + 過去分詞" の パターンを使った例文:
(例文1)I must have left the keys at the office. 「カギを会社に置き忘れてきたに違いない」

(例文2)You must have been a beautiful baby. 「あなたって、きっと、かわいい赤ちゃんだったんでしょうね」

(例文3)She looks happy. She must have had a good time. 「彼女、うれしそう。きっと楽しい時を過ごしたんだ」

助動詞 "must" の 直後が完了形でない場合でも、"must" が 確信を持って推定するのに使われることがある。

助動詞 "must" の 直後が完了形でない場合、 "must + 原形動詞" のパターンが 推定するときに使われると「~に違いない」「きっと~でしょう」と 現在の出来事について確信を持って推定することになる。
(例文4)You must be joking. 「きっと冗談でしょう」

(例文5)He's been working all day. He must be tired. 「彼は一日中ずっと働いている。きっと疲れているに違いない」

なお、"must + 原形動詞" の パターン は、「~しなければならない」という義務強制を表すこともあるので、どういう意味を表現しているのかについては、そのパターンが使われている状況から判断するようにしよう! ただし、動作を表す動詞が使われているときは、義務強制を表す場合は進行形にならないが、推定を表す場合は進行形になるので、形から意味を判断しやすくなる。
(例文6)You must read this.「これを読むべきです」(義務、強制)

(例文7)You must be reading my mind. 「きっと私の心が読めるんですね」(現在の出来事の推定)


・Not really. 「そうでもなかったよ」「そうでもないよ」
相手の言ったことを「あまり、そうではない」「今ひとつ、そうじゃなかった」と 否定するときの表現。

・Not really this time. 「今回は、そうでもなかったよ」「今回はそんなにおもしろくなかったんだ」
このエピソードの "Not really" は 直前にルーシーの言ったことを否定して、 "It wasn't really fun" ということを 意味している。

・Why not? 「どうして(そうじゃなかったの)?」「なぜ、そうじゃないの?」
直前の否定文のセリフを受けて、理由を尋ねる表現で、ここでは "not" に 強勢をおいて発音されている。
このエピソードでは "Not really this time" 「今回はあまりおもしろくなかった」というマイクの言葉を受けて "Why not?"「どうしておもしろくなかったの?」と ルーシーが理由を尋ねている。

“Why” と “not” の両方に強勢をおくと「どうして、そうじゃないのよっ!」とか「なんだって、そうじゃないんだ!」と 怒っているように聞こえる。強勢ひとつで、表現する感情が違ってくるので、気をつけるようにしよう!

この表現は MIKE'S PODCAST 88 でも使われているので、復習してみよう! MIKE'S PODCAST 88 では、"I don’t want to go shopping." 「買い物に行きたくないよ」と マイクが言ったのに対し、ママが行きたくない理由を尋ねて "Why not?"「どうして行きたくないの?」 と この表現を使っている。

・fall asleep 「眠りに落ちる」「寝入る」

・in the middle 「途中で」「真っ最中に」「真ん中で」

・I fell asleep in the middle. 「途中で寝たんだ」
過去形の文

・You were sleeping there (}? 「あそこで寝てたの?」「あそこで寝てたですって?」
肯定文の形をした疑問文で驚きを表現する文
過去のある時点に進行中の動作を表す過去進行形 "were ~ing" の パターンで、観戦中に寝ていたことを表現する文

過去進行形の例文:
(例文1)I was biking then. 「そのとき、私はサイクリング中でした」

(例文2)It was raining in Boston. 「ボストンでは雨が降っていました」

(例文3)The police were investigating the case. 「警察はその事件を捜査中だった」("The police" は 複数扱いなので、過去のbe動詞として "were" を使う)

(例文4)Some students were learning Chinese, and others were learning German, Spanish or French. 「中国語を勉強中の学生もいたが、ドイツ語、スペイン語、あるいはフランス語を勉強中の学生もいた」

・night game 「夜間に行われる試合」「ナイター」
「ナイター」と カタカナで書くので、外来語のような気がするが、和製英語だと考えられる。「ナイター」に あたる英語は "night game" で あることを、しっかり覚えておこう!

・It was a night game. 「ナイターだったし」「ナイターだったからさ」
理由となるようなことを列挙していくだけでも理由を十分に述べることができる。"Why?" とか "Why not?" と 理由を尋ねられた場合に、必ずしも "Because ... " を使って 答えなければならないわけではない。

・And I was tired. 「それに疲れてたし」「その上、疲れてたからなぁ」

・figure 「筋道が通っている」「道理にかなっている」

・That figures. 「そっか」「なるほど」
話し言葉の中で "figure" を動詞として使うと「筋道が通っている」という意味になることが多い。相手の説明を聞いて「だったら話がわかる」「それで説明がつく」とか「だったら当然だよなぁ」 と 感じるようなときに "That figures." と 言う。

M & H より:
MIKE'S PODCAST は、今回をもって終了いたします。これまで、ご購読くださった皆様に心より感謝申し上げます。今後は、ポッドキャストの内容に加筆しながら、有料の電子書籍にする予定にしております。

また、今年の1月27日以来、更新していない TAKESHI'S PODCAST を あと何話かリリースする予定にしておりますので、そちらもぜひ応援してください!

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