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エピソード4:さよなら三角、また来て四角

Mikeより:今日も楽しかった! さあ、帰ろう。あ、ルーシーったら、ふざけて…
映像・音声を使って、この会話を練習する → エピソード4 へ
→ iTunes Store の MIKE'S PODCAST へ
ポイント:
*“See you later, alligator.” 「じゃ、また」とふざけて、あいさつされたら “After a while, crocodile.” 「じゃ、またね」と返そう!
語句とルールの説明:
・See you later, alligator.「じゃ、また」
・After a while, crocodile.「じゃ、またね」
“alligator” も “crocodile” も「ワニ」の種類だが、ここでは、ふざけてするあいさつに使っている。
“later” と “alligator”、“while” と “crocodile” がそれぞれ韻を踏んでいて、かわいらしい響きがする。
英語圏の中には “See you later, alligator.” “Once in a while, crocodile.” などの別バージョンを使う地方もある。 “See you later, alligator.”「さよなら、三角」 “After a while, crocodile.”「またきて四角」と言葉あそびを使った日本語訳もある。
M & H より:
2012/06/13 に 最終回のエピソードをリリースした MIKE’S PODCAST ですが、かなり前にリリースして、既にホームページから削除した動画ファイルを修正して、何話かお届けすることにいたしました。リリース当時、音量の高すぎた効果音や音楽を少し控えめにしてあります。以前のファイルをお持ちの方は差し替えていただけると幸いです。
この動画ファイルは、動画入り電子書籍「マイクの友だちと家族」Part 1 に使用したのと同じものです。
「マイクの友だちと家族」 Part 1 iBooks対応版は、DL-Market で epubファイルの販売をいたしております。
マイクの友だちと家族」Part 1(エピソード5の動画が含まれます)サンプル epubファイル をダウンロード
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09月01日 (土)00時25分 |MIKE'S PODCAST(初心者用英語会話) │▲ |コメント(0) |トラックバック (0)
Episode 51: Planning a Trip (2)

状況:ロッキーを日本に招くことにしたタケシは、行きたい場所があるのか、彼に尋ねてみる。すると、広島に行きたいという返事が返ってきて、そこから彼の曾おじいさんにまつわる意外な話を聞くことになる。
映像・音声を使って、この会話を練習する → Episode 51 へ
→ iTunes Store の TAKESHI'S PODCAST へ
ポイント:
*"one of + 複数名詞" 「〜の中のひとつ」の パターン
*自分の言ったことが合っているか、相手に確認するときの "..., right (

*"the last + 名詞 + 節" 「もっとも…しそうにない 名詞」「…とはとても思えない 名詞」の パターン
*"I thought + 過去形の文" 「…だと思った」「…だと思っていた」の パターン
*確認するときの肯定文の形をした疑問文
* I hear + 過去形の文" 「…だったと聞いている」の パターン
*提案すると同時に、その提案に対する相手の意向を尋ねる “Why don’t we ...?” 「一緒に~しない、どう?」の パターン
語句とルールの説明:
・"Do you have ~ in mind?" 「想定している〜がありますか?」「考えている〜がある?」
"Do you have ~ in mind?" の パターンを使った例文:
(例文1)Do you have something in mind? 「何か決めているものがあるんでしょうか?」
(例文2)Do you have a price in mind? 「(具体的な)値段をお考えですか?」
・Do you have any places in mind you want to visit? 「訪ねたいと思ってる場所が、どこかある?」
この文の後の方の節 "you want to visit" は "places" を修飾している。"you want to visit" の前には関係代名詞 "that" が省略されているが、それについては下の M & Hより のセクションにある「 4. 先行詞(物) + 関係代名詞節(動詞の目的語の役割を果たす関係代名詞の目的格"which" または "that" を省略した文)のパターン」の例文 を 参照のこと。
・One of the most famous World Heritage Sites is there, right (

"one of + 複数名詞" 「〜の中のひとつ」の パターン
自分の言ったことが合っているか、相手に確認するときの "..., right (

句や文のあとに “..., right (

(例文1)I just bring a friend with me, right? 「私は友だちをひとり連れてくればいいんですね?」
(例文2)This white button, right? 「この白いボタンですよね?」
・to be exact 「正確には」「厳密に言えば」
話し言葉で、文頭や文末に置くか、あるいは挿入句として使う。
・quite a few 「かなり多くの」「相当な数の」
"a few" だけでは「少数の」という意味だが、前に "quite" を付けるだけで「かなり多くの」という意味になってしまうので、混同しないように注意が必要! 同様に、 "a little" だけでは「少量の」という意味だが、"quite a little" は「かなりの量の」という意味。"quite a few" も "quite a little" も、ともに話し言葉として使われる。
・take a day trip 「日帰りをする」「日帰り旅行をする」
"take a day trip" を使った例文:
(例文)You can take a day trip to Zion National Park from Las Vegas. 「シオン国立公園へはラスベガスから日帰りできます」
・~ come second. 「〜が2番目に大事なもの(あるいは、こと、人)だ」「〜が2番目だ」
" ~ come first." は「〜が1番目に大事なもの(あるいは、こと、人)だ」「〜が最優先だ」という意味
" ~ come first." を使った例文:
(例文1)Profits come first. 「利益、最優先です」
(例文2)My kids come first. 「自分の子どもが一番大事です」
(例文3)She says safety comes first. 「安全第一と彼女は言っている」
・Kyoto comes second. 「京都は2番目だ」
・First, I want to visit the Peace Memorial in Hiroshima. 「まず、広島の平和記念碑を訪問したい」
序数詞を文頭に置いて、 "First, ..."「第一に、…」「まず、…」 "Second, ..."「第二に」「次に、…」 "Third, ..." 「第三に」のように、物事を順序立てて述べることができる。
ここで、ロッキーは "I want to + 原形動詞" の パターンを使って、自分の気持ちをストレートにタケシに伝えている。
・the last place Americans would want to go to 「アメリカ人が一番行きたくない場所」
"the last + 名詞 + 節" 「もっとも…しそうにない 名詞」「…とはとても思えない 名詞」の パターン
話すときには、関係代名詞の目的格は省略するので、後の節が直接、前の名詞(先行詞 "place")を修飾する。
もし、この文の関係代名詞の目的格が省略されなければ "the last place to which Americans would want to go" となる。
この文の省略した関係代名詞の目的格については、下の M & Hより のセクションにある「 4. 先行詞(物) + 関係代名詞節(前置詞の目的語の役割を果たす関係代名詞の目的格 "which" を省略した文)のパターン」の例文 を 参照のこと。
"the last + 名詞 + 節" の パターンを使った例文:
(例文1)He's the last person I'd ask for help. 「彼は、私が一番、助けを求めたくないと思っている人です」
(例文2)Money was the last thing I cared about. 「お金は私にとって最も関心のないものでした」
なお、"the last + 名詞 + to不定詞" のパターンもあり、to不定詞の意味上の主語と文全体の主語が同じときには、このパターンを使うことができる。
(例文3)He is the last person to tell a lie. 「彼は、もっとも嘘をつきそうにない人です」
・I thought that was the last place Americans would want to go to. 「あそこは、アメリカ人が一番行きたくない場所だと思っていた」
"I thought + 過去形の文" 「…だと思った」「…だと思っていた」の パターン
この文の接続詞 "that" は、省略されている。話すときには、このように接続詞 "that" は、たいてい省略される。この文中にある "that" は指示代名詞で、内容的には "Hiroshima"「広島」を指している。
「タケシの留学」Episode 50 の "I thought + 過去完了形の文" 「…したと思った」「…したと思っていた」の パターン と こちらのパターンを比較してみよう!
・atom bomb 「原子爆弾」「原爆」
"atomic bomb" もしくは "nuclear bomb"とも言う。
"bomb" は可算名詞で、複数形は "bombs"
・I read some books about our atom bombs. 「原爆についての本を何冊か読んだ」
訳してないが、アメリカ人であるロッキーのセリフの この "our" は「アメリカ人の」という意味
・great-grandfather 「曾祖父」「ひいおじいさん」
・Native American 「先住アメリカ人」
複数形 "Native Americans" 「アメリカ先住民」
ただし、日本語は単数、複数の区別を厳密にする必要がないので、単数形でも「アメリカ先住民」と言うことが多い。
・uranium 「ウラン」
・miner 「鉱山労働者」「採鉱者.」
・have something to do with ~ 「〜と関係がある」
"have something to do with ~ " を使った例文:
(例文1)I guess her job has something to do with investments. 「彼女の仕事は投資関係だろうと思います」
(例文2)Maybe it had something to do with his divorce. 「もしかしたら、それが彼の離婚に関係していたのかも」
・That has something to do with Hiroshima (

確認するときの肯定文の形をした疑問文は上昇調のイントネーションにする。
ここでは、話の流れから、おそらく関係があるのだろうと見当をつけながら話しているので、このように肯定文の形をした疑問文を使っている。
普通の疑問文で "Does that have something to do with Hiroshima?" 「そのことは広島と関係がありますか?」と尋ねるのは、関係があるのかないのか全く見当がつかないときである。
「タケシの留学」Episode 49 では、"Jim bakes apple pies (

・die of cancer 「癌で亡くなる」
・lung cancer 「肺癌」
・Not directly, but I hear he died of lung cancer. 「直接的というわけではないが、彼は肺癌で亡くなったと聞いている」
“but” より後の文は ”I hear + 過去形の文" 「…だったと聞いている」の パターン
・uranium ore 「ウラン鉱石」
・the same thing that killed him 「彼を殺したのと同じ物」
この文の "that" は関係代名詞の主格で、"that" 以下の節は "thing" を修飾している。
関係代名詞の主格は省略できない。
この関係代名詞については、下の M & Hより のセクションにある「 6. 先行詞(物) + 関係代名詞節(主格 "which" または "that" を含む文)のパターン」の例文 を 参照のこと。
・So you want to learn the history. 「それで君は歴史を学びたいのだ」「だから君は歴史を学びたいんだ」
この文の "So" は 接続詞で、この直前にロッキーが語ったことを受けて「だから」とか「その結果」という意味を表している。
書き言葉としては、接続詞の "so" を文頭に持ってくるのは悪文だとされるが、話すときには接続詞 "so" で文を始めることは意外と多い。
・the history—what the uranium did to people 「その歴史、すなわち、ウランが人々に対してしたこと」
ダッシュ "—" は、それ以前の "the history" と その後の "what the uranium did to people" が同格であることを示している。
ここの "what" は先行詞を含む関係代名詞で「…こと」「…もの」という意味
関係代名詞 "what" を使った例文:
(例文1)Show me what you bought. 「(あなたが)買った物を見せて」
(例文2)What he said was difficult to understand. 「彼が言ったことは、理解しづらかった」
(例文3)How did you know what I want? 「私の欲しい物が、どうして分かったの?」
・Exactly. 「その通り」
相づちの "Exactly." は「その通り」と相手の言うことに同意するときに使う。
・Why don’t we go there first? 「まず、あそこに行かないか?(そうしようよ)」
提案すると同時に、その提案に対する相手の意向を尋ねる “Why don’t we ...?” 「一緒に~しない、どう?」の パターン
“Why don’t we ...?” の パターンは、相手の意向を気遣った提案のしかたで、親しい友だちだけではなく、初対面の人にも使える。
「タケシの留学」Episode 36 では、"Why don’t we eat something to eat?” 「何か食べない?」と友だちのジョーがタケシを誘うのに、このパターンを使っている。
"Shall we ...?" の パターンを使って、相手の意向を尋ねると、相手の意向を優先させる感じになり、"Why don't we ...?" の パターンを使うよりも、さらに丁寧な感じになる。
M & H より:
このエピソードには、関係代名詞節を使ったセリフがいくつか入っています。この関係代名詞は、英語を学ぶ日本人にとって難関だと思われているものです。日本語と英語では、文が単語を修飾するときのルールに大きな違いがあり、それで難しいと感じさせられるのだと思います。
日本語では、文が単語を修飾する場合、関係代名詞のようなものは必要なく、修飾する文の後に修飾される名詞を置くだけです。たとえば「昨日、一緒にご飯を食べた友だち」と言います。前の「昨日、一緒にご飯を食べた」という文が後の「友だち」を修飾します。
英語は修飾される名詞(先行詞)が、人であるか物であるかによって関係代名詞を選ばなければならない上に、修飾する節(関係代名詞節)の中で、関係代名詞がどういう役割を果たしているかによって、関係代名詞の形が「主格」とか「目的格」などのように変化します。さらに、決定的に日本語と異なるのは語順です。日本語は修飾する文の後に修飾される名詞を置きますが、英語では、それらの位置は逆なのです。英語の関係代名詞が日本人に、ややこしさを感じさせるのは当然のことです。
そうした関係代名詞のややこしさを乗り越えて、先行詞と関係代名詞節がスムーズに口から出てくるようにするには、同じパターンをなるべくたくさん自分で作って、それを口に出して何度も言ってみることです。たとえ、関係代名詞の文法が今ひとつスッキリしないと言う人でも、とにかくパターン化して、口に出して何度も言ってみることです。母国語と逆の語順に慣れるには、これが一番良い方法だと思います。
修飾する節(関係代名詞節)の中で関係代名詞が目的語の役割を果たしているものを、関係代名詞の目的格と呼びますが、これには関係代名詞が動詞の目的語の役割を果たしている場合と前置詞の目的語の役割を果たしている場合があります。また、話すときには目的格は通常、省略されます。話す練習をするためには、関係代名詞の目的格を省略して、先行詞の後に直接、文を置いて、句を作る練習をしてみましょう。まず、その例を見てみましょう。
1. 先行詞(人) + 関係代名詞節(関係代名詞の目的格 "whom" を省略した文)のパターン:
(例1)the man she hates 「彼女が嫌っているあの男」
(例2)a man you've never met 「あなたが会ったこともない、ある男の人」
(例3)the people we invited to our party 「家のパーティに招待した人たち」
(例4)the person I didn't tell my phone number 「電話番号を教えてあげなかった人」
(例5)the man you recommend for this job 「この仕事にあなたが推薦した男の人」
(例6)six candidates we interviewed for this job 「この仕事のために我々が面接した6人の応募者」
※このパターンの句を自分で作ってみましょう。句を自分で思いつかない人は、会話集や辞書などから「人」が動詞の目的語となっている例文を見つけ出し、目的語の「人」を一番前に持ってきましょう。そうすれば、関係代名詞の目的格が省略してある句は、簡単に作ることができます。例文中の目的語を一番前に持ってくれば、それで句ができてしまうのです。ただし、例文中の「人」は代名詞や固有名詞でない方がいいので、目的語が代名詞や固有名詞の場合は、あらかじめ "the person" や "the people" などに置き換えておきましょう。
・I loved the woman. → the woman I loved 「私が愛した女の人」
2. 先行詞(物) + 関係代名詞節(関係代名詞の目的格"which" を省略した文)のパターン:
(例7)the shampoo she usually uses 「彼女が普段、使っているシャンプー」
(例8)the house we wanted to buy 「私たちが買いたいと思っていた家」
(例9)a cabin John and his father are going to build 「ジョンとお父さんが立てようとしている1軒の小屋」
(例10)the restaurant Mr. Lee used to run 「リーさんが、かつて経営していたレストラン」
(例11)the barriers the police put up 「警察が設置した防護さく」
(例12)the perfume she was wearing at the party 「彼女があのパーティでつけていた香水」
※このパターンの句を自分で思いつかない人は、会話集や辞書などから「物」が動詞の目的語となっている例文を見つけ出し、目的語の「物」を一番前に持ってきましょう。
・I spelled his name. → his name I spelled 「私がスペルを書いた彼の名前」
3. 先行詞(人) + 関係代名詞節(前置詞の目的語の役割を果たす関係代名詞の目的格 "whom" を省略した文)のパターン:
(例13)the person I keep thinking about 「私がずっと考え続けている人」
(例14)the people you should apologize to 「あなたが謝らなければならない人々」
(例15)my grandmother I have been taking care of 「私が世話をしてきた祖母」
(例16)some friends I want to hang out with 「私が一緒に出かけたいと思っている、何人かの友だち」
(例17)the family I kept my plans a secret from 「私の計画を隠しておいた家族」
(例18)the man I spoke to on the phone yesterday 「昨日、私が電話で話をした男の人」
※このパターンの句を自分で思いつかない人は、会話集や辞書などから「人」が前置詞の目的語となっている例文を見つけ出し、目的語の「人」を一番前に持ってきましょう。例文中の「人」は、代名詞や固有名詞でない方がいいので、代名詞や固有名詞の場合は、あらかじめ "the person" や "the people" に置き換えておきましょう。
・She's looking at the person. → the person she's looking at 「彼女が見ている人」
4. 先行詞(物) + 関係代名詞節(前置詞の目的語の役割を果たす関係代名詞の目的格 "which" を省略した文)のパターン:
(例19)this country we came to 「私たちがやってきた、この国」
(例20)the newspaper I clipped an article from 「私が記事を切り抜いた新聞」
(例21)the handkerchief she covered her mouth with 「彼女が口を覆ったハンカチ」
(例22)the situation you're not happy with 「あなたが喜べない状況」
(例23)the room Carrie walked into 「キャリーが歩いて入ってきた部屋」
(例24)some names I wasn't familiar with 「私が知らなかった、いくつかの名前」
※このパターンの句を自分で思いつかない人は、会話集や辞書などから「物」が前置詞の目的語となっている例文を見つけ出し、目的語の「物」を一番前に持ってきましょう。例文中の目的語は代名詞でない方がいいので、目的語が代名詞の場合は、あらかじめ "the thing(s)" に置き換えておきましょう。
・We talked about the dogs. → the dogs we talked about 「私たちが話題にした犬」
修飾する節(関係代名詞節)の中で関係代名詞が主語の役割を果たしているものを、関係代名詞の主格と呼び、これは省略することができません。それでは、関係代名詞の主格を使ったパターン例を見てみましょう。
5. 先行詞(人) + 関係代名詞節(主格 "who" を含む節)のパターン:
(例25)the person who accepted the prize 「その賞を受けた人」
(例26)the person who gained 10 kilos 「10キロ、体重が増えた人」
(例27)everyone who has encouraged and supported me (先行詞が三人称単数だと、関係代名詞も同じく三人称単数ということになり、後の節の現在完了形には "has" を使う)「私を励まし支援してきてくださった皆様」
(例28)the president who promised to cut his own salary 「自分自身の給与を下げると約束した社長」
(例29)the man who always listens to me 「私の言うことをいつも聞いてくれる男の人」(先行詞が三人称単数だと、関係代名詞も同じく三人称単数ということになり、後の節が現在形なので、その中の動詞 "listen" には三単現の "s" がつく)
(例30)the man who beat her 「彼女を殴った男」
※このパターンの句も自分で作ってみましょう。句を思いつかない人は、会話集や辞書などから「人」を主語とする文を見つけ出し、その主語を "the person who" に置き換える練習から始めてみましょう。
・He gave advice to President Obama. → the person who gave advice to President Obama「オバマ大統領にアドバイスした人」
6. 先行詞(物) + 関係代名詞節(主格 "which" または "that" を含む節)のパターン:
(例31)the noise that gave me the creeps 「私をぞっとさせた音」
(例32)the noise that woke me up 「私の目を覚まさせた音」
(例33)the incident that gave me a shock 「私にショックを与えた出来事」
(例34)the incident that caused a sensation 「センセーションを巻き起こした出来事」
(例35)the pills that put you to sleep 「(人を)眠らせる薬」
(例36)the pills that relieve your pain 「(人の)痛みをやわらげる薬」
※このパターンの句を自分で思いつかない人は、会話集や辞書などから「物」を主語とする文を見つけ出し、その主語と動詞の間に "that" を挟むか、もしくは主語を "the thing(s) that" に置き換える練習から始めてみましょう。
・The sensor can detect eight different kinds of smells. → The sensor that can detect eight different kinds of smells. 「8種類の匂いを感知できるセンサー」(主語と動詞の間に "that" を挟んだ例)
・It made him happy. → The thing that made him happy. 「彼を喜ばせたもの」(主語を "the thing(s) that" に置き換えた例)
1〜6 の それぞれのパターンの句を作ることに慣れたら、次はその句を含む文を作ってみましょう!
関係代名詞には、主格と目的格の他に、所有格という形もありますが、それについては、また機会があれば書きたいと思います。
次回は、今回のエピソードの続編 Episode 51: Planning a Trip (3) をリリースする予定です。どうぞ、お楽しみに!
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09月07日 (金)17時07分 |TAKESHI'S PODCAST(初級~中級英語会話) │▲ |コメント(0) |トラックバック (0)
エピソード8:あのね…

Mikeより:やっぱり話さなきゃダメかなぁ、あのこと…… 思い切ってパパに話してみようかな。
映像・音声を使って、この会話を練習する → エピソード8 へ
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ポイント:*話す相手によって話し方は異なる
*親しい人に話すときによく使う “(主語 +) 動詞 + 疑問詞” のパターン
語句とルールの説明:
•Say when.「どこまでか言って」
飲み物などを注ぐとき、どこまで注いだらよいのか、友だちや家族などの親しい相手に言ってもらうときの表現
動詞で始まる命令文 “動詞 + 疑問詞” のパターン
“Say when.” と聞かれたら、“When.” 「そこまで」、あるいは “That's enough.” 「それで十分」 と返事する。
•You know what?「あのね」
何か話を始めようとして相手の注意を引くのに使う表現
親しい人に話すときによく使う “主語 + 動詞 + 疑問詞” のパターン
こう話しかけられたときの返事は “What?”「なあに?」
M & H より:
疑問詞(when, what, where, which, why, who, whose, how) を含むパターンで、下記の例文のように疑問詞以下にさらに主語と動詞を含む文は間接疑問文と呼ばれます。
(例文1)I know what you mean. 「あなたが何を意味しているのかわかってるわ」(疑問詞の後に主語 + 動詞)
(例文2)I know who owns the house. 「誰がその家を所有しているのか知ってるよ」 (疑問詞が主語、その後に動詞)
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09月09日 (日)17時14分 |MIKE'S PODCAST(初心者用英語会話) │▲ |コメント(0) |トラックバック (0)
エピソード 11:窓を開けてちょうだい

Mikeより:ママにニッコリして頼まれると「イヤだ」なんて言えない。にらんで言われると、なおさら言えない。だけど、頭ごなしに叱られると言い返したくなっちゃうんだ。
映像・音声を使って、この会話を練習する → エピソード 11 へ
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ポイント:
*命令文 = 動詞の原形で始める文で、主語は省略されている
*「~して(ください)」と相手に依頼するときに使う命令文
*「〜しなさい」という命令口調の命令文
語句とルールの説明:
•Open the window. 「(その)窓、開けてちょうだい」
この命令文は、目の前にいるマイクにママがお願いするのに使っているもの。
どの窓を指すのかマイクにもママにも、わかっているので “window” という名詞の前に定冠詞の “the”「その」がついている。このように「これを指している」と話し手にも聞き手にも特定できる名詞の前には定冠詞の “the” をつけるのが基本。状況から特定できる名詞の前につける、この定冠詞の “the” は日本語に訳さないことが多い。
•tidy up 「片づける」「整頓する」
•Tidy up the table. 「(その)テーブル、片づけてちょうだい」
この命令文もママがマイクにお願いするのに使っているもの。
•Okay. / All right. 「はい」「わかったよ」
依頼を受けるときの返事としてよく使う表現
•wash 「洗う」
•your 「あなたの」「君の」
人称代名詞 “you” の 所有格
•hand 「手」
複数形は “hands”
数えられる名詞が2つ以上あることを表す形を複数形と呼ぶ。
複数形に関しては、MIKE’S PODCAST 14 の M & H より のセクションを参照のこと。
•before snacks 「おやつの前に」
•Wash your hands before snacks. 「おやつの前に手を洗いなさい」
人称代名詞は特に強調しない限り、文中では弱形という弱い音で軽く発音するのが基本。弱形について詳しくは、このエピソードの “M & H より” のセクションに説明があるので、そちらを参照のこと。
この文の中の “your” も 弱形で軽く発音する。日本語の「ャ」の音を軽く言う感じで、「ユア」と言うと強すぎて強形に聞こえてしまうので、そうならないように注意!
弱形の “your” は日本語に訳さないことが多い。
•Why? 「どうしてさ」「何だって、そんなこと言われなきゃいけないんだよ」
このエピソードのように “Why?” と強い調子で言うのは、相手の言ったことが気に食わずに言い返すとき。
穏やかな調子で “Why?” 「なぜ」と尋ねるのは、相手が言ったことについて、その理由を問うとき。それよりもっと丁重に理由を尋ねたい場合は、 “Why is that?” 「なぜ、そうおっしゃるんですか」という表現を使う。
M & H より:
【命令文】
命令文を使うのは、命令口調で命令する場合だけではありません。「~してちょうだい」と目の前の人に依頼したり、「~すれば」とアドバイスしたりするような場合にも命令文をよく使います。
【人称代名詞の所有格】
“your”「あなたの」 以外の人称代名詞の所有格も覚えておきましょう!
(例1)my hands「私の手」
(例2)your hands「あなたの手」
(例3)his hands「彼の手」
(例4)her hands「彼女の手」
(例5)our hands「私たちの手」
(例6)your hands「あなたたちの手」
(例7)their hands「彼らの手/彼女たちの手」
【弱形】
話すときのルールには文法だけではなく、音声に関するものもあります。「マイクの友だちと家族」Part 3では、音声のルールの中から人称代名詞の弱形の発音方法を少しずつ学んでいくことにします。
名詞、動詞、形容詞、副詞の大部分は、それぞれの単語の意味がはっきりしていますが、これらの語は内容語と呼ばれます。
内容語に対して、代名詞、be動詞、助動詞、前置詞、冠詞、接続詞、関係詞などから成るグループがあり、それらは機能語と呼ばれます。機能語は単語そのものの意味が曖昧で、文や句の中で使われて初めて意味を成します。また、機能語の多くは強形 (strong form) と弱形 (weak form) という2通りの発音を持っていますが、2通りの発音を持つ機能語は、強調するときや特別な場合を除くと弱形で発音するのが基本です。
英語を話すときに日本語の癖が出てしまうと、弱形で発音すべきところを必要以上に強く発音してしまいます。そうするとネイティブ・スピーカーにとっては聞き慣れないリズムの英語になるので、意味を誤解されることがよくあります。そうならないように、弱形の音を弱形らしく出せるよう、意識して練習しましょう。
人称代名詞の所有格 “your” の 弱形 /jər/
(例文)Wash your hands. 「手を洗いなさい」
この弱形の “your ” は 前の単語 “wash” に続けて /wɑ́ʃjər/ と発音するようにしましょう!
このように人称代名詞は特に強調しない限り、弱形で発音します。
※このエピソードは、動画入り電子書籍「マイクの友だちと家族」Part 3 に収録されています。
※「マイクの友だちと家族」Part 2 iBooks対応版につきましては、DL-Market で epubファイルを 販売をいたしております。
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09月17日 (月)16時42分 |MIKE'S PODCAST(初心者用英語会話) │▲ |コメント(0) |トラックバック (0)
Episode 52: Planning a Trip (3)

状況:日本に来ないかとタケシに招かれたロッキーが、日本旅行の計画を立てるために、タケシと話し合っている。
映像・音声を使って、この会話を練習する → TAKESHI'S PODCAST 2 へ
→ iTunes Store の TAKESHI'S PODCAST へ
ポイント:
*方法や手段を尋ねる疑問詞 "how" 「どうやって」「どういった手段で?」
*「一番~」「最も~」という意味を表す形容詞の最上級
*原級のあとに “-er” をつけると比較級、 “-est” をつけると最上級になる形容詞や副詞の例:
・《 原級》fast 《比較級》faster 《最上級》fastest
・《 原級》tall 《比較級》taller 《最上級》tallest
*”the + 形容詞の最上級” 「最も~」のパターン
*程度を表す疑問詞 "how" 「どの程度」「どれくらい」
* “I’d rather not + 原形動詞” 「(こちらの方を)〜したくない」の パターン
*口調をやわらげて控えめに言うときの "Maybe ... " 「ひょっとして…」「もしかして…したりなんかして」
*アドバイスや推奨するときの助動詞 "should" 「〜する方がいいよ」「ぜひ〜すれば」
語句とルールの説明:
・How’re we traveling to Hiroshima? 「どうやって広島に行くのか?」
方法や手段を尋ねる疑問詞 "how" を使った疑問文
なお、この文には未来を表す現在進行形が使われているが、それに関しては「タケシの留学」Episode 50 の 語句とルールの説明 のセクションを参照のこと。
方法や手段を尋ねる疑問詞 "how" を使った例文:
(例文1)“How do you go to school?” 「どういう交通手段を使って学校へ通っているのですか?」
(例文2)That's how I got to know her. 「そうやって彼女と知り合ったんです」
・We can take the Nozomi Super Express. 「超特急のぞみを利用できます」
・the Nozomi Super Express—technology we’re proud of 「超特急のぞみという、僕らが誇りに思う技術」
ダッシュ "—" は、それ以前の "the Nozomi Super Express" と その後の "technology we’re proud of" が同格であることを示している。
なお、"we’re proud of" は 前の名詞 "technology" を修飾している。これについては「タケシの留学」Episode 51 の下の方にある M & H より のセクション「2. 先行詞(物) + 関係代名詞節(動詞の目的語の役割を果たす関係代名詞の目的格"which" を省略した文)のパターン」を参照のこと。
・Nozomi is the fastest of our three kinds of bullet trains. 「のぞみは3種類ある新幹線の中で、一番速い」
”the + 形容詞の最上級” 「最も~」のパターン
”the + 形容詞の最上級” のパターンを使った例文:
(例文1)The tallest of them answered my question. 「彼らの中で一番背の高い者が私の質問に答えた」
(例文2)Which of the following temperatures is the lowest? 「次に示す温度の中で、どれが一番低いと言えますか?」
・How fast? 「どのくらい速いのですか?」
程度を表す疑問詞 "how" 「どの程度」「どれくらい」を使った疑問文
程度を表す疑問詞 "how" は、MIKE'S PODCAST 36 でも ルーシーの小鳥について "How small?" 「どのくらい小さいの?」と尋ねるのに、さらに、MIKE'S PODCAST 95 でも 鳥かごの大きさを尋ねるのに "How big?" 「どのくらい大きいの?」とマイクが使っている。
・270 = two hundred and seventy
・per 「〜につき」「〜ごとに」
"per hour" は「1時間につき」という意味で、ここでは、すなわち「時速」という意味になる。
・It runs at about 270 kilometers per hour. 「(新幹線は)およそ時速270キロで走る」
・Well, I can’t imagine. 「うーん、想像つかない」
タケシは新幹線の速度を、日本式のスピード計測単位を使って「およそ時速270キロ」と表現したが、「時速〜マイル」を使っているアメリカ人のロッキーには、ピンとこない。
ちなみに、1マイルは 1.609344キロメートル なので、時速270キロは 時速435マイルくらいになる。
なお、アメリカで使われている重量と液量の計測単位に関しては「タケシの留学」Episode 39 にあるので、そちらを参照のこと。
・Sort of. 「いくぶん」「多少」「なんだか」
話し言葉として使い、修飾される語の意味をぼかす働きがある。
このエピソードでは、“Is it expensive?”「高い?」という問いかけに対する返事として “Sort of.”「いくぶんね」と言っているので、“Sort of expensive.” 「いくぶん高い」ということを意味している。したがって、この “Sort of.” は、実質的には "expensive" 「高い」という形容詞を ぼかす働きをしている。
"sort of" は、一語のように発音し、このエピソードで使ってあるように "of" が文末にくる場合、 と "of" にも強勢を置いて発音する。“Sort of expensive.” のように、後に修飾される語が続く場合は と発音し、"of" の /f/ の音が脱落する。
・in addition to ~ 「〜に加えて」「〜の他に、さらに」
・cost 「(金額が費用として)かかる」「(金額が代価として)かかる」
不規則(変化)動詞〈原形〉cost 〈過去形〉cost 〈過去分詞〉cost
"cost + 金額" の パターンで「その金額がかかる」
"cost + 金額" の パターンを使った例文:
(例文1)This dress cost 75 dollars. 「このワンピースに75ドルかかった」
(例文2)It'll cost thousands of dollars to buy it back. それを買い戻すには何千ドルもかかるでしょう」
"cost + 人 + 金額" の パターンで「人にとって、その金額がかかる」
"cost + 人 + 金額" の パターンを使った例文:
(例文3)Getting that insured is going to costyou about 3000 dollars a year. 「あなたがそれに保険を掛けると、1年に3000ドルかかるでしょう」
(例文4)It'll cost you nothing to dream. 「人が夢見るのにお金は要りません」
・You have to pay the express fee in addition to your ticket, ... 「乗車券の他に特急料金を払わなてはならない」
・..., so it’ll cost you about 10,000 yen from Osaka to Hiroshima, one way.「だから約1万円かかるだろう、大阪〜広島までの片道で…」
この文中の "so" は、前の文を受けて「その結果」とか「だから」というように後の文につなぐ、順接の接続詞
・transportation 「運賃」「運送料」「交通機関」「乗り物」
・Hmm, 20,000 yen—only for the transportation! 「ふーむ、2万円、交通費だけで!」
・I’d rather not spend so much money. 「そんなにお金をかけたくない」
“I’d rather not + 原形動詞” 「(こちらの方を)〜したくない」の パターン
選択肢を検討した結果、こちらの方は選択したくないと言うときに、このパターンを使う。
ここでは大阪〜広島間の交通費に2万円かけるかどうかを検討した結果を述べている。このパターンを使うと、検討して客観的に判断した結果を述べている感じがする。それに対し、"I don't want to spend so much money." という表現を使うと、お金を使いたくないという気持ちを率直に伝えることになる。
“I’d rather not +原形動詞” の パターンを使った例文:
(例文1)I'd rather not ask her. 「彼女には尋ねたくない」
(例文2)I could give her some advice, but to be honest, I'd rather not. 「彼女にアドバイスしようと思えばできるが、正直なところ、したくはない」
選択肢を検討した結果、こちらの方を選択したいと言いたい場合は “I’d rather + 原形動詞” 「(こちらの方を)〜したい」の パターンを使う。
“I’d rather + 原形動詞” の パターンを使った例文:
(例文3)I'd rather have a sister. 「妹(もしくは姉)が ほしい」
・Maybe you should get a Japan Rail Pass here in America. 「(もしかして)ここ、アメリカで、ジャパン・レール・パスを買うといいのではないかな」
口調をやわらげて控えめに言うときの "Maybe ... " と アドバイス や推奨するときの助動詞 "should" を使った表現
軽く勧めるときの表現 “Why don’t you ...?” 「…すれば」「…してごらん」を使うときより、もっと強い感じで勧めるときに、この "should" を使う。"You should ... " で始めると「ぜひ、〜すれば」と強く勧めることになるが、タケシは、文頭に "Maybe" を置くことで、語調をやわらげている。
・except 「〜を除いて」「〜以外は」
"except" には前置詞、接続詞があり、その後には名詞や句だけでなく、文も続けることができる。
"except" を使った例文:
(例文1)The store is open every day except Sunday. 「その店は日曜日以外は開いている」
(例文2)The whole family went out except me. 「私を除く家族全員が出かけた」
(例文3)I don't know anything about it except what I've read in the paper. 「それについては、新聞で読んだこと以外、何も知らない」
(例文4)It's prohibited except under license. 「それは、許可を得ている場合を除くと禁止されている」
(例文5)She looks just like her sister except her sister has longer hair. 「彼女はお姉さんそっくりだが、お姉さんの方が髪が長い」
(例文6)I'm not going except you go with me. 「あなたがいっしょに行ってくれないなら、私は行きません」
・With it, you can use almost all JR services except a few like Nozomi. 「それ(ジャパン・レール・パス)で、ほとんど全てのJRサービスを利用できる、のぞみのような少数(の列車)を例外にして…」
・Good idea. 「いい考えだ」「そうだね」
相手の言うことに同意するときに使う表現
・take advantage of ~ 「(機会など)を利用する」
・You’ll take advantage of being a tourist from a foreign country. 「外国からの旅行者だということを利用することになるだろう」
M & H より:
“should” という助動詞は「~すべき」という義務、あるいは「~だろう」という 未来の助動詞 “shall” の過去形としての役割がよく知られていて、実際、英和辞典でもそれらの意味が上の方で説明されています。ところが、実際の会話では「ぜひ~して」という推奨や「~した方がいい」というアドバイスの意味で使う "should" が圧倒的に多いことに気づきます。
また「タケシの留学」Episode 39 のリサのセリフ "Half a gallon should be enough." 「半ガロンもあれば十分でしょう」に見られるような、可能性や推量を表す "should" もあります。
“should” が「~すべき」という強い意味だと思い込んでいると、会話をうまく運べないことがあります。そうした思い込みを捨てることが、助動詞 “should” をうまく使いこなすコツだと言っても言い過ぎではないように思います。
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09月19日 (水)17時19分 |TAKESHI'S PODCAST(初級~中級英語会話) │▲ |コメント(0) |トラックバック (0)
エピソード 18:好きだなぁ

Mikeより:ママにニッコリして頼まれると「イヤだ」なんて言えない。にらんで言われると、なおさら言えない。だけど、頭ごなしに叱られると言い返したくなっちゃうんだ。
映像・音声を使って、この会話を練習する → エピソード 11 へ
→ iTunes Store の MIKE'S PODCAST へ
ポイント:
*命令文 = 動詞の原形で始める文で、主語は省略されている
*「~して(ください)」と相手に依頼するときに使う命令文
*「〜しなさい」という命令口調の命令文
語句とルールの説明:
•Open the window. 「(その)窓、開けてちょうだい」
この命令文は、目の前にいるマイクにママがお願いするのに使っているもの。
どの窓を指すのかマイクにもママにも、わかっているので “window” という名詞の前に定冠詞の “the”「その」がついている。このように「これを指している」と話し手にも聞き手にも特定できる名詞の前には定冠詞の “the” をつけるのが基本。状況から特定できる名詞の前につける、この定冠詞の “the” は日本語に訳さないことが多い。
•tidy up 「片づける」「整頓する」
•Tidy up the table. 「(その)テーブル、片づけてちょうだい」
この命令文もママがマイクにお願いするのに使っているもの。
•Okay. / All right. 「はい」「わかったよ」
依頼を受けるときの返事としてよく使う表現
•wash 「洗う」
•your 「あなたの」「君の」
人称代名詞 “you” の 所有格
•hand 「手」
複数形は “hands”
数えられる名詞が2つ以上あることを表す形を複数形と呼ぶ。
複数形に関しては、MIKE’S PODCAST 14 の M & H より のセクションを参照のこと。
•before snacks 「おやつの前に」
•Wash your hands before snacks. 「おやつの前に手を洗いなさい」
人称代名詞は特に強調しない限り、文中では弱形という弱い音で軽く発音するのが基本。弱形について詳しくは、このエピソードの “M & H より” のセクションに説明があるので、そちらを参照のこと。
この文の中の “your” も 弱形で軽く発音する。日本語の「ャ」の音を軽く言う感じで、「ユア」と言うと強すぎて強形に聞こえてしまうので、そうならないように注意!
弱形の “your” は日本語に訳さないことが多い。
•Why? 「どうしてさ」「何だって、そんなこと言われなきゃいけないんだよ」
このエピソードのように “Why?” と強い調子で言うのは、相手の言ったことが気に食わずに言い返すとき。
穏やかな調子で “Why?” 「なぜ」と尋ねるのは、相手が言ったことについて、その理由を問うとき。それよりもっと丁重に理由を尋ねたい場合は、 “Why is that?” 「なぜ、そうおっしゃるんですか」という表現を使う。
M & H より:
【命令文】
命令文を使うのは、命令口調で命令する場合だけではありません。「~してちょうだい」と目の前の人に依頼したり、「~すれば」とアドバイスしたりするような場合にも命令文をよく使います。
【人称代名詞の所有格】
“your”「あなたの」 以外の人称代名詞の所有格も覚えておきましょう!
(例1)my hands「私の手」
(例2)your hands「あなたの手」
(例3)his hands「彼の手」
(例4)her hands「彼女の手」
(例5)our hands「私たちの手」
(例6)your hands「あなたたちの手」
(例7)their hands「彼らの手/彼女たちの手」
【弱形】
話すときのルールには文法だけではなく、音声に関するものもあります。「マイクの友だちと家族」Part 3では、音声のルールの中から人称代名詞の弱形の発音方法を少しずつ学んでいくことにします。
名詞、動詞、形容詞、副詞の大部分は、それぞれの単語の意味がはっきりしていますが、これらの語は内容語と呼ばれます。
内容語に対して、代名詞、be動詞、助動詞、前置詞、冠詞、接続詞、関係詞などから成るグループがあり、それらは機能語と呼ばれます。機能語は単語そのものの意味が曖昧で、文や句の中で使われて初めて意味を成します。また、機能語の多くは強形 (strong form) と弱形 (weak form) という2通りの発音を持っていますが、2通りの発音を持つ機能語は、強調するときや特別な場合を除くと弱形で発音するのが基本です。
英語を話すときに日本語の癖が出てしまうと、弱形で発音すべきところを必要以上に強く発音してしまいます。そうするとネイティブ・スピーカーにとっては聞き慣れないリズムの英語になるので、意味を誤解されることがよくあります。そうならないように、弱形の音を弱形らしく出せるよう、意識して練習しましょう。
人称代名詞の所有格 “your” の 弱形 /jər/
(例文)Wash your hands. 「手を洗いなさい」
この弱形の “your ” は 前の単語 “wash” に続けて /wɑ́ʃjər/ と発音するようにしましょう!
このように人称代名詞は特に強調しない限り、弱形で発音します。
※このエピソードは、動画入り電子書籍「マイクの友だちと家族」Part 3 に収録されています。
※「マイクの友だちと家族」Part 2 iBooks対応版につきましては、DL-Market で epubファイルを 販売をいたしております。
※また、「マイクの友だちと家族」Studybook対応版につきましては、アプリ内のライブラリで販売しておりますので、お買い求めの際の代金は iTunes Store へのお支払いとなります。
※Studybook対応版は、アプリ内のライブラリで、マイクのアイコンをおさがしください。

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09月21日 (金)17時22分 |MIKE'S PODCAST(初心者用英語会話) │▲ |コメント(0) |トラックバック (0)
Episode 9: Talking about Hobbies

状況:ある日、タケシはホームステイしている家で山積みになった布を目にする。ホストマザーのメアリーの趣味はパッチワーク。メアリーは、タケシにパッチワークの写真集を見せて作品を紹介してくれる。
映像・音声を使って、この会話を練習する → Episode 9 へ
→ iTunes Store の TAKESHI'S PODCAST へ
ポイント:
*理由を尋ねよう!
*相手が主張した意見の理由を「なぜ?」と尋ねるとき
1.相手の言った文が否定文なら “Why not?”
2.相手の言った文が肯定文なら “Why (is that)?”
語句とルールの説明:
•Wow! 「わぁー」「すごい」
•fabric 「布地」
•What are they for? 「何のためにあるんですか」「何に使うんですか」
•patchwork 「パッチワーク」「パッチワークをする」
名詞としても動詞としても使う。
•sew 「縫う」
•pattern 「模様」
•leaf 「葉っぱ」
複数形は leaves
•Um, ... 「えー」「そのう…」
ためらいを表す音
•I wouldn’t call that a hobby. 「私なら、それを趣味とは呼ばないわねぇ」
このように、一人称の主語の後に助動詞 “would” をおいて、もし自分ならこうするという仮定を表すことができる。
•Why not? 「なぜ、〜でないんですか」
ビデオの音声では強勢が ”not” だけにあり、これは「なぜ、〜でないんですか」と相手が否定したことの理由を尋ねる表現。”Why” と “not” の両方に強勢をおくのは「何だって違うんだよ!」と反論するとき。
•enjoy ~ing 「〜するのを楽しむ」「〜して楽しむ」
•might 「かもしれない」
未来における不確実な可能性を示す助動詞
未来の確実性が高い場合は “will” を使う。たとえば天気予報で雨の確率がかなり高い場合は “It will rain.”「雨が降るでしょう」と言う。確率は低いが降らないと言い切れない場合は “It might rain.” 「雨の降るおそれがあるでしょう」と言う。
•once in a while 「たまに」
•definition 「定義」
•My definition of ~ is ... 「私に定義させてもらうなら、〜とは……ということです」「〜って……ということだと、私は思います」
•for fun 「(仕事などのためではなく)楽しみのために」「楽しむために」
•something we do for fun 「楽しむためにすること」
“we do for fun” が、その前にある名詞 “something” を修飾している。
M & H より:
“hobby” というのは、日常の生活や仕事以外で楽しむ道楽です。日本語の会話では「趣味は?」と聞かれて「ドライブ」とか「ショッピング」と返事するのをよく聞きますが、それらは英語の “hobby” ではないようです。
古着などを継ぎ合わせてベッドカバーやクッションを作るパッチワークは、もともと家事だったのですが、今では “hobby” と見なす人が多いようです。生活必需品を自分で作らなければならなかった昔とお金さえ払えば何でも手に入る現在では、生活や仕事の内容が異なることが伺えます。
相手が何か主張してきたら、その理由を尋ねてみましょう。英語圏では「はいはい」と聞くだけの態度が従順でよいと必ずしも評価されるわけではなく、逆に本当に納得しているのだろうかと誠実さを疑われることさえあります。つまり、質問をするのは真剣に考えながら相手の言うことを聞いている証拠だと言えるわけです。
このエピソードでは相手が述べた否定的見解の理由を尋ねていますが、相手の述べた意見が肯定文で表されている場合、その理由を尋ねるのには “Why?” という表現を使います。ただし、強い語調で言うと「何でだよ!」と歯向かっているように聞こえてしまうので、そういう風に聞こえないようにするには “Why is that?” という表現を使うとよいでしょう。“Why?” だけより “Why is that?” という表現の方が丁寧な感じがしますし、語調が強くなりすぎて相手に誤解を与える心配がありません。
※今回のポッドキャストは、動画入り電子書籍「タケシの留学」Part 2 から Episode 9 をお届けしました。
※このエピソードは 2009/12/18 に ポッドキャストとしてリリースしましたが、当時のビデオファイルを変更して、今回お届けすることにしました。当時のファイルをお持ちの方は、こちらに差し替えていただけると幸いです。
※「タケシの留学」 Part 2 iBooks対応版は、DL-Market で epubファイルの販売をしております。また、Studybook対応版は、アプリ内のライブラリで販売いたしておりますので、もしもお買い求めの際は、代金を iTunes Store へお支払いいただくことになります。
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09月26日 (水)17時28分 |TAKESHI'S PODCAST(初級~中級英語会話) │▲ |コメント(0) |トラックバック (0)
エピソード 23:行儀が悪い!

Mikeより:食べるとき、肘をついちゃいけないってわかってるんだけど、つい、やっちゃうときがある。それに、叱られたって素直に謝れないことだってあるんだ。
映像・音声を使って、この会話を練習する → エピソード 23 へ
→ iTunes Store の MIKE'S PODCAST へ
ポイント:
•失礼な行動を見たとき、聞いたときに使う表現 “That's rude!”「(それは)態度(行儀)が悪いなぁ!」「(それは)行儀悪い」「(それは)失礼ねぇ」
語句とルールの説明:
・That's rude. 「(それは)態度が悪いですね」「(あなたの態度は)失礼ですね」「(あの人のしていること)失礼ですね」
誰かの失礼な行為を見たとき、あるいは、誰かのひどい行為についての話を聞いたときに言う言葉。
英語では、ひとつ手前の行為や言葉を代名詞 “that” を使って受ける。自分が見た行為、聞いた話を “that” で受けて、それを主語にして “That's rude!”「それは失礼です」と言う。
日本語だと、相手や状況によって主語が変わったり、あるいは主語がなかったりするので、日本語から英語に直訳しようとすると英語のこの表現がなかなか出てこないことがある。状況を思い浮かべながら「失礼ですね」= “That's rude.” と覚えよう!
・Sorry. 「ごめんなさい」「申し訳ない」
“sorry” という言葉は自分の非を認めて謝るときに使うのが基本。ここでは、食事中につい肘をついてしまったマイクが父親に注意され、自分の非を認めて “Sorry.” 「ごめんなさい」と謝っているのである。
他人に軽くぶつかってしまったときの謝り方は通常、 “Excuse me.”「すみません。」
・a little 「ちょっと」「少し」
本当は少しかどうかよくわからない場合でも、言いにくいことを伝えるのに、「ちょっと…」とつけ加え、控えめに聞こえるようにするのは日本語と同じ。たとえば、レストランで “Are you ready to order?” 「ご注文はお決まりでしょうか」と聞かれて、まだ決めていなかったら “Not yet. I need a little more time.” 「まだ決まってないんです。もう少し時間を……」と “a little” という言葉を添えて控えめに言うことが多い。その方が “I need more time.” 「もっと時間が必要です」と言うよりソフトに聞こえて印象がよくなる。
・really 「本当に」「実に」
このエピソードでは “That's really rude.” 「すごく行儀が悪いぞ!」と父親が子どもを叱る場面で “rude” という形容詞を強調するのに、この副詞を使っている。このように “really” は相手をガツンとやるときに使えるが、全く反対の場面でも使える。 “That's really good!”「とっても上手!」とか “That's really beautiful!” 「実にすばらしい!」などのように褒め言葉を強調するときにも使う。
・Is it? 「そっかな」「そうかなぁ(そうは思わないけど)」
父親に “That's really rude.” と言われたことに対し、疑問文を反語的に使って “Is it (rude)?” 「行儀が悪いかな?(ボクはそう思わないけど)」とマイクが反抗している。
be動詞の文を疑問文にするときはbe動詞を主語の前におくのが基本。先に使った指示代名詞 “that” を受けて言及し直すときは、指示代名詞の “it” を使う。
M & H より:
空港の手荷物を受け取るベルトコンベアのところで、前にいる人を押しのけて自分の手荷物に向かうのは、失礼とされる行為のひとつです。そういう態度に “That's rude!” と眉をひそめる人は多いのです。失礼な人だと思われないように、そんな場合は “Excuse me!” 「すみません」と声を掛けて、前の人によけてもらってから自分の荷物を取るようにしましょう。
人に当たったり、人前を横切るのも失礼な行為だと見なされています。日本では、混雑した駅などで他人に軽くぶつかられたり、前を横切られたりしても、気にしない人がほとんどですが、それは日本の大都市に限られたことだと思った方がよいようです。
もし先を急いでいるなら、まず “Excuse me!” と声をあげてよけてもらうという手があります。また、つい他人に当たってしまったり、他人の前を横切ってしまったりしたときは、やはり “Excuse me.”「すみません」と言って謝るようにしましょう。
※このエピソードは、動画入り電子書籍「マイクの友だちと家族」Part 5 に収録されています。
※「マイクの友だちと家族」Part 5 iBooks対応版につきましては、DL-Market で epubファイルを 販売をいたしております。
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